井の中の蛙、大会を知らず
2004年11月8日 MTG心の原風景ども「もしサトピンが馬鹿じゃなかったらグーパンだね」LKです。
先日一緒に打ったスネークさんの台詞。
半分三味線のようなことを言って四順目に跳満をあがったらスネークさん爆笑しながらこのような事を言っておられました。
まあスネークさんトータルガントップだしゆるしてチョ。
今日は心の原風景シリーズ第二回。
時代はラースサイクルからウルザサイクルに移っていた。
そう俺たちは進化した!。
「1ターン目ラノエルからアクリディアン虫と飛び掛るジャガー!」
「なんの!ペリッシュ!」
「(ぶちっ)テンメーなにメインから非業の死なんか入れてんだよ!きたねーぞ!」
「だって昨日ボコボコにやられたから対抗してきたんだよ」
・・・そう、毛が生えただけだった。
当時の俺のデッキは二つ。サーガで復権を果たし、その後のスタンダードにも多大な影響を与える高速緑単ウィニー「ストンピィ」。
もちろんそのできそこない。ガイアの揺籃の地なんて一枚しか持ってないし、なぜかガズバンのオーガとか昔のカードもてんこ盛り。
スクリブスプライトは強かったなぁ。
二つ目はリアニメイト。ゼフィドとか微妙なクリーチャーを犠牲で釣ってきてた。
落とす役目は吸血犬と生き埋め。もう生き埋めを発見した時は
「俺のデッキはサイキョーだああああ!!」
と発狂しそうだったね。
まあ発見なんて大それたものじゃなくつまりは「立川ロータス」の存在を知ったって事なんだけどね。
「立川に専門店があるらしい」
これは一つの神話だった。
当時近所のゲームショップからパックを調達していた俺らにしてみれば「シングル買い」はおろかどのパックにどのカードが入っているかすら把握していなかったのだ。
それだけに仲間が見たことも無いエキスパンションシンボルのカードを使っているとそれだけで注目の的。
「この冠マークって絵違いのおんなじカードが入ってるよ!」
「まじで!かっこいいな!おれもそれにしよう!」
・・・やめろばか。
話を元に戻そう。
俺たちは探索の結果「立川ロータス」を発見した!(あなたは交番でホビーショップの場所を聞くのがどれだけハズイかご存知か?)。
そこはまさに宝の山だった。
壁中に張ってある見たことも無いレアカードの数々。
ショウケースの中の目玉が飛び出るほど高い大昔のカード。
そして初めてみるマジック専門誌「デュエリストジャパン」。
そこにいるだけで緊張と興奮で胸が苦しくなる。
真っ赤な顔をしながらサーガとエクソダスのパックを買う。
ここまできてシングル買いしなかったのは、自分がまだそのものの価値が分からなかったの事と、正直シングルの買い方が分からなかった。
とはいえ立川は遠い。毎日行けるはずも無い。行けてもみんな一緒とは行かなくなる。
お気付きだろうか。このあたりから「実力の差」というやつが出始めるのである。
「あ!その本ロータスにあったヤツジャン!!見せて〜!」
「ヤダ」
「・・・・・・」
仲間内で最も金を掛け実力的にも秀でていたイシダくん(仮名)が情報戦を制した瞬間である。
子供は残酷だね。
その後彼は「トレードゲドン」や「NWO」を使って仲間を完膚なきまでに叩き潰した。
勝つためにはどうするか?。
新しいカードを買うか?
こっちも情報を集めて対抗?
でもお金は無いし・・・そうだ!。
俺「1ターン目リチュール×2、吸血犬から新緑の魔力捨てて再活性。ターンエンド。」
イシダ「・・・いや無理だから。」
俺「イヤーイイマワリダッタネ。もう一回やる?」
イシダ「うむ」
俺「1ターン目リチュール×2、吸血犬からスリヴァークイーン捨てて死体発掘。ターンエンド。」
イシダ「強すぎ。ちょっとデッキ見せて。」
俺「ふふふ。企業秘密さ。」
なんの事はない積み込みである。
若気の至りってヤツですね。
こんな事がなんとネメシスあたりまで続きます。
とはいえLK少年も高校へ行かねばなりません。受験勉強のためMTGともお別れ〜・・・しませんでした。みんな辞めていく中一人だけ「真剣な連中」と付き合っていきました。
そのころはもう「ゲームぎゃざ」も発売され始め情報戦でも引けをとりません。
「真剣な連中」と日々切磋琢磨し、さいどぼーどなんて物も形なりにも組みました。
はて?なぜでしょう?このころの俺は大会にまったく出場してません。
スタンのデッキはストンピィ。なかなかの選択です。プレイングは鼻くそでも出てみたいとは思ったはずです。
・・・悲しいことにその時の心情が思い出せません。
友達関係で何かあった気がしないでもないですが・・・。
とりあえず俺の最初の大会参加は高校生になってからの話です。
次回予告「俺ってもしや強い?〜LK、TRPG部に入る」
先日一緒に打ったスネークさんの台詞。
半分三味線のようなことを言って四順目に跳満をあがったらスネークさん爆笑しながらこのような事を言っておられました。
まあスネークさんトータルガントップだしゆるしてチョ。
今日は心の原風景シリーズ第二回。
時代はラースサイクルからウルザサイクルに移っていた。
そう俺たちは進化した!。
「1ターン目ラノエルからアクリディアン虫と飛び掛るジャガー!」
「なんの!ペリッシュ!」
「(ぶちっ)テンメーなにメインから非業の死なんか入れてんだよ!きたねーぞ!」
「だって昨日ボコボコにやられたから対抗してきたんだよ」
・・・そう、毛が生えただけだった。
当時の俺のデッキは二つ。サーガで復権を果たし、その後のスタンダードにも多大な影響を与える高速緑単ウィニー「ストンピィ」。
もちろんそのできそこない。ガイアの揺籃の地なんて一枚しか持ってないし、なぜかガズバンのオーガとか昔のカードもてんこ盛り。
スクリブスプライトは強かったなぁ。
二つ目はリアニメイト。ゼフィドとか微妙なクリーチャーを犠牲で釣ってきてた。
落とす役目は吸血犬と生き埋め。もう生き埋めを発見した時は
「俺のデッキはサイキョーだああああ!!」
と発狂しそうだったね。
まあ発見なんて大それたものじゃなくつまりは「立川ロータス」の存在を知ったって事なんだけどね。
「立川に専門店があるらしい」
これは一つの神話だった。
当時近所のゲームショップからパックを調達していた俺らにしてみれば「シングル買い」はおろかどのパックにどのカードが入っているかすら把握していなかったのだ。
それだけに仲間が見たことも無いエキスパンションシンボルのカードを使っているとそれだけで注目の的。
「この冠マークって絵違いのおんなじカードが入ってるよ!」
「まじで!かっこいいな!おれもそれにしよう!」
・・・やめろばか。
話を元に戻そう。
俺たちは探索の結果「立川ロータス」を発見した!(あなたは交番でホビーショップの場所を聞くのがどれだけハズイかご存知か?)。
そこはまさに宝の山だった。
壁中に張ってある見たことも無いレアカードの数々。
ショウケースの中の目玉が飛び出るほど高い大昔のカード。
そして初めてみるマジック専門誌「デュエリストジャパン」。
そこにいるだけで緊張と興奮で胸が苦しくなる。
真っ赤な顔をしながらサーガとエクソダスのパックを買う。
ここまできてシングル買いしなかったのは、自分がまだそのものの価値が分からなかったの事と、正直シングルの買い方が分からなかった。
とはいえ立川は遠い。毎日行けるはずも無い。行けてもみんな一緒とは行かなくなる。
お気付きだろうか。このあたりから「実力の差」というやつが出始めるのである。
「あ!その本ロータスにあったヤツジャン!!見せて〜!」
「ヤダ」
「・・・・・・」
仲間内で最も金を掛け実力的にも秀でていたイシダくん(仮名)が情報戦を制した瞬間である。
子供は残酷だね。
その後彼は「トレードゲドン」や「NWO」を使って仲間を完膚なきまでに叩き潰した。
勝つためにはどうするか?。
新しいカードを買うか?
こっちも情報を集めて対抗?
でもお金は無いし・・・そうだ!。
俺「1ターン目リチュール×2、吸血犬から新緑の魔力捨てて再活性。ターンエンド。」
イシダ「・・・いや無理だから。」
俺「イヤーイイマワリダッタネ。もう一回やる?」
イシダ「うむ」
俺「1ターン目リチュール×2、吸血犬からスリヴァークイーン捨てて死体発掘。ターンエンド。」
イシダ「強すぎ。ちょっとデッキ見せて。」
俺「ふふふ。企業秘密さ。」
なんの事はない積み込みである。
若気の至りってヤツですね。
こんな事がなんとネメシスあたりまで続きます。
とはいえLK少年も高校へ行かねばなりません。受験勉強のためMTGともお別れ〜・・・しませんでした。みんな辞めていく中一人だけ「真剣な連中」と付き合っていきました。
そのころはもう「ゲームぎゃざ」も発売され始め情報戦でも引けをとりません。
「真剣な連中」と日々切磋琢磨し、さいどぼーどなんて物も形なりにも組みました。
はて?なぜでしょう?このころの俺は大会にまったく出場してません。
スタンのデッキはストンピィ。なかなかの選択です。プレイングは鼻くそでも出てみたいとは思ったはずです。
・・・悲しいことにその時の心情が思い出せません。
友達関係で何かあった気がしないでもないですが・・・。
とりあえず俺の最初の大会参加は高校生になってからの話です。
次回予告「俺ってもしや強い?〜LK、TRPG部に入る」
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