《今日で》勝手にＭ１０レビュー《最後》

2009年7月22日 TCG全般コメント (2)

ども「第5回」Ｌｋです
　
レビューの前にちょっと告知
　
すでに何度も言ってますが夏休み営業中です
　
明日の木曜大会も5時開始です　

社会人の方にはつらい時間設定だとは思いますがヨロシクお願いします
　
《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》はまだ足りてません!!助けて!!
　
　
というわけで血の叫びコーナーでした＾＾；
　
　
ではラストのパックを剥いて見ましょう
　
　
・・・パリパリ・・・ムキムキ・・・
　
　

　
《願いのジン/Djinn of Wishes(M10)》
　
ジン
　
飛行
　
4マナ払うとお願いできます。叶うかどうかは自分次第。
ついでに回数制限つき　
　
４/４　

　
　
いやー全て新規カードで空気読んでるパック達でしたね☆（汗
　
さてかなり真面目な話をしないと怒られそうなクリーチャーですねぇ
　
「独楽と一緒に使えば幸せです!!終了!!」とか言いたいですがそんな訳にもいかず・・・
　
いつものように長所短所を
　
長所
　
イニシエの世界では《大気の精霊/Air Elemental(M10)》や《セラの天使/Serra Angel(M10)》がフィニッシャーを勤めていたこともある5マナ４/４飛行というナイスプロポーション
　
さらにアドバンテージエンジンまで組み込まれ、流石はレアといったところでしょうか
　
4マナ払ってランプをこすればとりあえず最悪でも土地は出せるので無駄になりずらく、もちろんラッキーストライクで各種根本原理でもめくれようものならそのまま勝つこともしばしばでしょう
　
　
短所
　
　
残念ながら現在のマジックでは除去呪文が非常に強くフィニッシュ(が出来るようなマナサイズの)クリーチャーには必ず「除去耐性」というものが求められます
　
除去されても半分は残る《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》しかり、環境のかなりの呪文に耐性のある《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus(MOR)》しかり
　
《流刑への道/Path to Exile(CON)》はなんでもかんでも除去れすぎなので話からはずしますがこいつがナチュラルにスルーしているのは《稲妻/Lightning Bolt(M10)》や《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》などの3点火力系だけで他の《破滅の刃/Doom Blade(M10)》に代表される《恐怖/Terror(10E)》系の呪文には無力です
　
つまりカラー的にカウンターを構えながら出すことが前提とされる訳でそうすると5マナというのは決して軽いとはいえなくなってしまいます
　
さらにガッチガチの構築の話になるとその能力さえ怪しいと言わざるを得ません　

素でつかうにはリスキー過ぎます
　
とはいっても別にデメリットがあるわけではありませんが、せっかく出したクリーチャーをカウンターで守る事を放棄して能力を使用するのはいかがかと
　
もちろん必ず根本原理なり《時間のねじれ/Time Warp(M10)》、《徴兵されたワーム/Enlisted Wurm(ARB)》などの強烈な呪文がめくれるならいざ知らず「素」ではギャンブル過ぎます
　
かといってライブリー操作呪文もそんなに大量にはデッキに入れることは出来ません
　
調べてないのであれですが使用に耐えうるライブラリー操作って《思案/Ponder(M10)》と各種先触れぐらいでしょうか？　

この「《思案/Ponder(M10)》とセット」という構図も個人的にうれしくありません
　
《思案/Ponder(M10)》は潤滑油としてはタイプ１で制限がかかるほど優秀なカードですが、決してオーバーパワーで制限になったわけではなく、むしろスタンダードでは入れすぎるとデッキのパワーを落とすことにもなりうるカードだと個人的には思っています
　
(さーてそろそろ怖くなってきたｗあんましでかいこと書くと後が怖いぜ!!ｗ)
　
そんな《思案/Ponder(M10)》とセットでしか構築の段階で考えられないのは非常にマイナスです　

もっとマナコスト(とサイズ)がちっちゃかったら《呪師の弟子/Jushi Apprentice(CHK)》的立ち位置で活躍できたかも知れませんが・・・　
　　
　

結論　
　
話の流れ的にお気づきの方もいるかも知れませんが、トースト的なデッキをメインに考えて話を進めてきました
　
もっとクラシックな青黒パーミとかなら居場所があるかも知れません
　
カウンターで脅威を退け《強迫/Duress(M10)》で前方確認した後にキャスト、願いが全部はずれでもランドが伸びれば構わない・・・みたいな
　
結局のところ結論は3ヵ月後、ということでｗ
　