ISBN:4884757726 コミック 青山 広美 竹書房 1994/11 ¥591

ども「Nさんアリガトウ!!」LKです

立川のMTGプレイヤー兼オーディオマニアのNさんより貸していただいた近代麻雀オリジナルに連載されていた(言うまでも無く)麻雀マンガ


舞台は大地震で壊滅した近未来の東京

そこで繰り広げられる自分の全てをかけた勝負・・・人はそれを「TOKYO GAME」と呼ぶ・・・


ようは「北斗の拳」的舞台で麻雀をやろうという無茶苦茶なマンガなんですが世界観はオレのツボにハマリまくりでバイオレンスな感じがたまらなくgood!!

舞台はトンデモなのに「兎」みたいな超能力は一切使わないのも好感

(兎は兎で大好きですがw)

一番好きな登場人物は「ウルフ」と呼ばれるオッサン

スーツ姿でハゲで明らかに日本の(情けない)サラリーマンなんですが大震災で家族を失っておりその瞳には狂喜の色が・・・

負けると蟲を体に植えつけられる「ウォームゲーム」を主人公とやるんですが最後はカッコイイ死に様を見せてくれます


ちなみにこの本全2巻という短い作品なんですが既に絶版らしく入手は難しいとの事

お見かけの際は是非手にとって見てみて下さい

(麻雀しらなくても銃無とか好きな人は好きなはず〜)

I love you

2006年6月11日 読書
ISBN:4396632517 単行本 本多 孝好 祥伝社 2005/07 ¥1,680

ども「愛してるって言葉だけじゃ足りない」LKです

セキネ君(仮)の陰謀によって今では立派な伊坂幸太郎&石田衣良スキーになったワタクシですがこのI love youはそのお二方が書き下ろしを書いてるとの事で勧められました

本に関してはあまり食わず嫌いもせず、なんでも読むほうだと自分では思ってたんですが恋愛小説ってやつはどうやら初めてらしく、主人公達の一喜一憂に一緒になってドキドキハラハラさせていただきました

面白かったのは中田永一さんの「百瀬、こっちをむいて」。

自分に重なるところが多々あり思わず胸が「キュン」ですよ

特に主人公が自分の恋心を友達に告白して悩むところなんかは青春ってどんなモンだったか思い出させてくれます

こういうアンソロジー形式の本は自分の今まで知らなかった作家さんと出会えて面白いですね

他には市川拓司さんの「卒業写真」も良かった

またよろしく頼みます>セキネくん(仮)@そろそろなんか名前を考えよう

追記・まあセキネ君でいいかw

重力ピエロ

2006年6月1日 読書
ISBN:4104596019 単行本 伊坂 幸太郎 新潮社 2003/04 ¥1,575

以下 Amazon.co.jp さんの商品説明より

半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。

春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。

ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。

町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。

連続放火事件と謎の落書き、レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ、自分が存在しない、という矛盾を抱えた春の危うさは、やがて交錯し…。


著者は、新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『オーデュボンの祈り』で言葉を話すカカシを登場させ、『陽気なギャングが地球を回す』では、特殊能力を持ったギャング団一味を軽妙なタッチで描いてみせた伊坂幸太郎。奇想天外なキャラクターを、巧みなストーリーテリングで破綻なく引っ張っていく手法は、著者の得意とするところである。

本書もまた、春という魅力的な人物を縦横に活躍させながら、既存のミステリーの枠にとらわれない、不思議な余韻を残す作品となっている。


伊坂流「罪と罰」ともいえる本書は、背後に重いテーマをはらみながらも、一貫して前向きで、明るい。

そこには、空中ブランコを飛ぶピエロが、一瞬だけ重力を忘れることができるように、いかに困難なことであっても必ず飛び越えることができる、という著者の信念が感じられる。

とくに、癌(がん)に冒されながらも、最後まで春を我が子として支援する父親の存在が、力強い。

春が選んだ結末には賛否両論があるに違いないが、「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」と春に語らせた著者のもくろみが成功していることは、すがすがしい読後感が証明している。(中島正敏)


以上は Amazon.co.jp さんの商品説明より


うーん・・・テーマが重過ぎて俺にはどう書いていいのか分からんかった

「本当に深刻な事は陽気に伝えるべきだ」とは作中に出てくる言葉だけど、陽気と気軽は似てるようで全く違うしね

でも一ついえる事は読み終わった後にヤな感じは無いし主人公達のした決断は(ある側面では)オレは正しいと思う


・・・うーむやっぱり上手い言葉が見つからないナー

とりあえずオレに子供ができたら「あんたは橋の下から拾ってきたんやで〜」とは絶対に言えなくなりました

子供って何気ない台詞で勇気づけられたり傷ついたりするんだよネ

砂漠

2006年5月14日 読書
ISBN:4408534846 単行本 伊坂 幸太郎 実業之日本社 2005/12/10 ¥1,600

ども「関根くん(仮)いつもありがとう」LKです

その関根くん(仮)から借りた伊坂幸太郎さんの砂漠ですが今回もそれなりハッピーエンドで非常に満足です

氏の名前に幸せの字がついてるから〜かどうかは知りませんがいつもバッドなエンドじゃないので安心して読めます

(といっても死神とギャングと魔王とこれくらいしか読んでませんがw)

タイトルの砂漠は社会(とか他のもの)を意味しそれらからある種守られてる大学生達が主人公なんですが事あるごとに麻雀してますw

まあ大学生なんてバイトと麻雀と恋愛とで出来てるような気もしますし・・・

しかし彼らの生活はそれだけではありません

ホストとボーリングで対決したり

通り魔に憧れたり

空き巣を面白がって見に行ったり

超能力者と評論家のイカサマをなんとかしようとしたり

クルマを念動力で動かしたり


現在大学4年生のオレですら彼らの事をまぶしいと思ってしまいました

高校生以下の方が読んで大学生に憧れるも良し、年配の方が読んで昔を懐かしむも良し、もちろん現役大学生が読んで彼らのような仲間を探しに行くのも良いでしょう

とにかく読んだ後は「砂漠に雪を降らせるのも、案外やってやれない事は無いかな?」とか思っちゃうかも知れませんよ?
ISBN:4091258611 コミック 藤田 和日郎 小学館 2000/08 ¥710

ども「コミックは全部持ってる」LKです

現在サンデーでからくりサーカスを連載中の藤田和日郎先生の代表作「うしおととら」です

お寺の息子、蒼月潮がある日開けた蔵の中で見たのは霊槍「けものの槍」に串刺しにされた大妖怪とらの姿だった・・・

大好きなマンガの一つですね

今「妖逆門」というアニメで「うしとら」に出てくる妖怪が登場してます

カードゲームのタイアップだかメディアミックスだかで主人公が激符と呼ばれるカードに妖怪を封印(?)して使役するわけなんですが・・・

主人公の使ってるのが一鬼(ヒトツキ)と一角という微妙さw

今日出てきたのは鳥妖とふすま、迷い家

設定変わりすぎw

ふすまが地面に足着いて「ドスン!!」とかありえないし

鳥妖も確かハーピィみたいな感じだったのにまるで天女みたいだし

迷い家は・・・まあアリ・・・か?

まあなんだかんだ言って見てるんですから下手な事は言えませんが

ウシトラスキーなら見てみると(作品そっちのけで)楽しめるかもしれません
ども「やっと読み終わった」LKです

昨年の年末にeromさんから(たしか)もらったんですがスタックが積みに積まれてほったらかしでした

GP浜松あたりから上巻を読み始めてつい先日読み終わりました

村上竜といえば「半島を出よ」を読んだ事がありまして非常に硬い文章を書く人だなという感じを受けたんですが本書でも変わらずで

世界情勢とか経済とか思想とか話の基本となる部分が多岐に渡っててちょっと難しいですね

かつ結末もスッキリするものではなく何かある種の含みを持たせたものなのでお子様のオレにはちょっと抵抗がありました

ただ固定観念としてあった「ファシズム」というものは見事に打ち砕かれました

民主主義が絶対いいものではなく適者生存の考え方こそが自然のあるべき姿だという主人公の考え方には「弱いもの」である自分にはなんともはや「重かった」ですね

なんのことかわからん!!ファシズムなのに愛と幻想?とか思われた方は一度手にとってみては?
ISBN:409120029X コミック 橋口 たかし 小学館 2006/01/14 ¥410

ども「今日は一日ごろごろ」LKです

テレビで焼きたてジャぱん見てました

知らない人もいるかもしれませんがまあ「すごいギャグテイストのおいしんぼ」?みたいなかんじです

まず料理系のまんがなので当然のごとく薀蓄から入ります

主人公がいかに今回のパンに工夫を凝らしたかだとか敵はなんでこんなことしたのかとかを作中の人たちが説明してくれます

で、試食

作中の人物達(主に審査員)はその余りのうまさにリアクションをとらずにはいられません

一例

・死ぬ
食った人間はその余りのうまさに天国に行きます
(作中ではキャバクラみたいなところ)

・爆発する
今日のテレビでのリアクション
「3回爆発する蒸しパン」を食った審査員がその旨さを伝えるために爆発

・ジャム(の)おじさんになる
もはや意味が分かりませんがジャムの余りの旨さに顔を熱々の鍋に突っ込み火傷、腫れ上がりパンパンに・・・

他にも・・・
・ダムになる
・最中になる
・亀になる
・鬼太郎になる
・コナンになる
・作品に関わる全てに「ですよ」がつく

などなど・・・

まだ未読の方は是非一度お試しあれ

真剣

2005年4月25日 読書
ISBN:4812461421 コミック 武 喜仁 竹書房 2005/02 ¥690

ども「卒論のテーマはタカラとホビージャパンのMTG国内販売権について云々」LKです

って明日までに卒論のテーマを決めて当面の参考書となる本を上げろとか危機感の無い俺には全く晴天の霹靂な訳で・・・

で、好きこそものの上手なれでちょっと経営情報学科っぽく、かつマジックなネタは上記になるわけですが・・・

いやそんな事を取り上げてる本とか無いから

誰かたーすーけーてー

1、erom氏

学科が違う、却下

2、灰猫氏

実は経営系なところを出てた気がする
問題は締め切りが明日なとこ

3、バラ氏&コジ氏

実は頼りになる兄貴系な二人
ホントにもっと早く相談しときゃ裏技があったかも・・・

そんな訳でこの本の主人公のように大学を辞めて雀荘のメンバーになりたいと思います

そして1000万貯めます

読書が秋

2004年11月16日 読書
ISBN:4882930307 単行本 宮部 みゆき 出版芸術社 1991/02 ¥1,529

ども「その本ホントに面白いの?」LKです。

今年の舞城王太郎先生の「すきすき大好き超愛してる」からまた読書熱に火が点きまして、灰猫さんやDrメルバネフさんのお勧めの本をよく読んでいます。
やっぱりこの季節はヒーターのスイッチを入れてなんかあったかいものでも飲みながら家で読書に限りますな。

この本もDrメルのお勧めなんですが氏曰く

「善と悪のサイキッカーが戦うお話」

うん。まあ待て。俺も話を要約して書いてる。
氏は実際にはもっとこの本について説明してくれた。
しかし氏の話を要約するとこんな感じになる。

別の本の話になった時も

LK「〜〜村上春樹の「スプートニクの恋人」は読みましたよ。」

Dr「ああ!あのレズに恋しちゃう話ね。」

・・・・・いや・・・まあそういう見方もあるけど・・・。
なんかもっと言い方が無きにしも非ず・・・。

そんなDrメルバネフ氏最高のお勧めが村上春樹の「ノルウェイの森」である。

氏は「ノルウェイの森」の説明に10分ほど費やしただろうか多少興奮した面持ちで話し終えると

「絶対読んだほうがいいよ!」

と言ってくれましたがその時の返答は

「その本、本当に面白いんですか?」

恐らく氏は軽いショックとともにちょっとだけハートに傷を負ったに違いない。

「・・・・LKくんは若いからまだちょっと難しいかもね・・・」

そんな「ノルウェイの森」が今部屋に置いてある。氏が親切にも古本屋で探してきてくれたのだ。
今読んでいる「夏の扉」(これもセキネくん(仮)からの借り物なんですが)を読み終えたらいよいよ「ノルウェイの森」に取り掛かろうと思う。

いつも氏の薦めてくれる本にハズレは無い。この明らかに説明されただけでは訳分からん話もきっと面白いに違いない。

そうですよね?Drメル。

せっかくレビュー機能を使ったので以下龍は眠るの感想っつーかレビューっつーかあらすじ?余りにもハズかったら消すかも。

(「龍は眠る」は人には無い不思議な能力を持つ少年二人と、その二人と偶然関わることになってしまった雑誌記者の話。

とりあえずは面白かった。自分はあんまり先読みとかはしないほうなんですが最後の方でちらっちらっと出てくる人物達が「こいつが犯人か?それともこいつか?」みたいな感じで早く先を、結末をとかきたてられました。
ミステリー好きの人はすぐ犯人分かっちゃうのかな?
しかし主人公があの人と恋に落ちるのは良く分からん。まだ俺がお子ちゃまだからですかね。)

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